経営者は、他の経営者仲間と情報交換や意見交換をする機会が多いですね。ある経営者さんもたくさんの経営者友だちがいらっしゃいました。
そして、ある会合で、数人の仲間の経営者から、歯にもの着せず「あなたの新規事業は上手くいかないと思うよ」と言われたそうです。
「今までたくさんの事業を見てきたから、わかる」
「今回の新規事業は、あなたらしくない」
と、ふわっとした言い方をされたようで、「何が問題なのか?」「自分には見えていないことがあるのか?」と不安に思い、私にご相談してくださいました。
ヒト、モノ、カネ…さまざまな事業の側面から、新規事業にとって課題となりそうなことをご一緒におさらいしてみました。当然、課題がないわけではありませんが、それぞれの課題は、すでに想定されていることであり、それらの課題に対しては乗り越えるための対策も準備されていました。
3時間以上お話したと思います(どちらかというとお話を聴かせていただいた感じ)。その経営者さんは「この新規事業は、当社の将来のためにも必要なんです」「シレっと、やります!」という結論に至ったようでした。
外野からの声は気になるかもしれませんが、事業の本当の姿を知っているのは経営者本人のみです。責任を取ることができるのも本人のみです。「かたくな」「盲目な」状態はいけませんが、きちんと耳を傾け、素直に判断したなら、自信を持って前進しましょう。
応援しています!
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